ヘナってなんじゃい。その1

遺伝のせいか、最近白髪が目立つようになってきた。仕方ない。黒髪だと白髪がぎらぎらして目立つので、西洋人の薄めの色の髪のほうが便利なような気がする。
そういうことで、スーパーでロレアルのヘアカラー「白髪も効果的に隠します!」というのを買って一回染めたんだけれども、やっぱり髪をいためたなぁと思う。20代のころはしばしばヘアサロンで髪の色を明るくしたりしていたのだけれども、30代学生の今、ヘアサロンに行くお金ももったいないし、髪や地肌を傷めてはげたりしてきたら嫌だなぁと思うようになった。

そこで、時代の利器であるインターネットでいろいろ調べたところ、植物で髪を染めることができるというではないか。何でも安く手に入るアメリカなので、もちろんGoogleでshoppingサーチをしてみる。すると、Light Mountain Natural Hair Colorというのに行き当たった。これ、近くのスーパーにも売っていることが分かったのだけれども、インターネットだと3ドルとか4ドルとかで買える。スーパーでは6ドルぐらいで売っていたので、他の州にあるインターネットショップで買えば、税金もかからないし、少しまとめて買えば送料・手数料込みでも安く買える。「普通のケミカルな毛染めより安いじゃん!」と貧乏学生には朗報か。

というわけで、白髪用のものを、箱のデザインが怪しいけれども購入して試してみた。箱の写真はこちら。

この毛染めを買ったときにはヘナについて何も知らなかったのだけれども、どうやら中身はヘナとインディゴの組み合わせらしいということをインターネット情報で仕入れた。どうやらヘナは日本でも最近はダイソーとかで売っているらしい。

とりあえず二箱買って、最初の回は適当に試してみた。一応説明書どおりにSTEP1の粉にお湯を入れて混ぜて髪に塗って洗い流して、STEP2の粉にお湯を入れて混ぜて髪に塗って洗い流すというのをやってみた。ストランドテストを必ずやることと書いてあったけれども、そんなめんどくさいことをしている時間はないし、どうせ黒髪なので無視することにした。大体、わざわざ白髪を探し出してそれを一本一本カットして集めて、それに髪染めを2ステップで試したら3時間ぐらい余計にかかる。そんな暇ではない。

一回目は手始めということで、時間もかなり適当だったので、白髪がブロンドっぽくなったぐらいだった。でも黒い部分も日が当たると赤オレンジっぽく反射するようになった。まぁ髪も痛んでないしいいんじゃないと思ったけれども、一回目で概要を理解したので、二回目は真剣にやろうということになった。(その2に続く)