WGNでのTNG放送WindUpでふと考えたSciFiに必須な女性像

WGNというのはシカゴベースのケーブルテレビチャンネルで、結構面白い番組をやっていて、名作も多く再放送しています。TNGというのは言うまでもなくスタートレックネクストジェネレーションのこと。WGNはTNGの再放送を常時やっているのですが、先月最後のエピソードまで行ってしまったので、また最初の第一シーズンから放送し始めました。日本のケーブルチャンネルと同じですね。完成度の高い最終シーズンから最初に戻るとそのギャップが激しいので馴れるのに時間がかかります。
グレッグの同僚のスターウォーズスタートレックマニアのブルース君に言わせると、「ターシャ・ヤーが出てるエピソードはだいたいひどいな(sucks)」とのこと。一方、ドイツ人スタートレックマニアのアレックス氏によれば、「ヤーはセクシーでいい味出してた。」とのこと。両者一理あるなと思います。ターシャ・ヤーは最初のシーズンでいなくなってしまったので、完成度の高いその後のシーズンに出演しなかったというのが、ブルース君にターシャ・ヤー=ダメエピソードと思わせる理由ではないでしょうか。ただし、ターシャ・ヤーの娘というのが後々出てきて、このエピソードはなかなか完成度が高く面白いものです。

スタートレックには芯が強くて強気だけど内面に何か屈折するものや弱いものを抱えた女性キャラクターが複数登場します。ターシャはその一人で、あとはロー・ラレンとか
ボイジャーのベラナ・トレスとかでしょうか。ディープスペースナインのキラも同じような存在のような気がします。よく考えてみると、ガンダムなんかでもそういうようなキャラクターがあったような気がします。もしかすると、こういう女性像は宇宙SciFiに好まれるキャラクターなのかもしれません。