日本の記事の解説挿絵にはいわゆる「ゴースト」が存在?

アメリカに住んでいると、日本の新聞や雑誌記事の解説に付いている解説図が懐かしくなることがあります。
決定的な一例を毎日.jpで発見しました。
これは冗談か何かかと思ってしまいますが、実は真面目な記事なんですよね。かわいいキャラで擬人化しないわけにはいかない日本人の性を痛感してしまいます。

日本文化についてよく引用されるのは「かわいい」という感覚ですが、どうも日本人は生命が宿っていないものにも何か魂のようなものを感じて擬人化してしまう傾向が強いような気がします。それがかわいいという感覚にもつながっているのかもしれません。日本発のロボットなどもそんな感じですよね。いわゆる「ゴースト」です。ゴーストの存在はどうやら感じる方次第のようです。
実は道具を大事にしたり長く使ったりする愛着の心も、上記のような背景とつながっているのではないかなと思います。箸供養とか針供養、メガネ供養なんかもすべて非生物(または非人間)にゴーストを感じる日本人の心なのではないでしょうか。